日本には昔から「師匠・弟子」という関係性があります。

武道やその他「道」のつくものだけではなく、寿司職人や大工、あらゆる職業に師匠と弟子という関係性が存在します。

 

そんなイメージからか、「英会話教室の掛け持ちは失礼だし、効果がない」と思っている方が多いように感じます。

結論から言うと、英会話教室の掛け持ちは中級者以上にはオススメです。


おすすめの掛け持ち方法


それではどんな風に掛け持ちするといいのか。

おすすめは、日本語講師&ネイティブ講師です。


日本語講師には文法を始め、総合的に「先生」「コーチ」としてレッスンを受ける。

・ネイティブ講師とは、とにかく会話の練習。文法やボキャブラリー等の学習は一切しない。とにかく話す!

最近では、英会話「教室」ではなく、個人で教えている先生と生徒をマッチングるするサイトも多数存在します。


エリアによっては格安で会話の練習をしてくれる先生が見つけられるんではないでしょうか。

 

ネイティブの友達を作ればいいんじゃないの?

確かに、ネイティブスピーカーの友達を作ることは英会話を上達する上で不可欠です。


「ネイティブ講師とは会話あるのみ」とお話をしましたが、

ただ会話するだけではありません。

必ずレッスンの内容は録音しましょう。

自分の自己紹介文や仕事上で使う文章など、自分で作成した文章を読んでもらい、録音して、発音の練習教材にしてしまいましょう。


友達相手に録音をしたり、英語で話すことを強要したりするのは失礼ですし、

発音や文法のミスを全て直してはくれませんよね。


英語の訛りは無視できない

ネイティブ、非ネイティブ問わず、色々な国の人と話すことをおすすめします。

ネイティブ英会話教室のきれいな発音の英語に慣れていると、実際に会話をする場面になって全く聞き取れないということになります。

私の嫁(アメリカ人)はToeic等のリスニング問題を聴くと笑い出します。

「こんな喋り方をする人はいないよね」と。

ネイティブスピーカーではない、フランス人やスペイン人等色々な国の人と話すことによって、色々なアクセントに触れることが出来るので、結果的に英語力が上がります。

 

皆さんはスマートフォンをお持ちですか?
日常生活の中で英語力を高めるには、環境を整えることが必要です。

スマホは使い方を誤るとスマホ中毒になってしまい「スマホに使われている」状態になってしまいますが、

使い方を間違えなければ非常に便利です。

ポイント1:辞書を常に手元に


日常生活の中で目にするものの名詞、動詞を英語に訳して頭で暗唱してみましょう。
そのうちに、わからない言葉に出会うと思います。
(例えば、イス→Chair シャツ→Shirt ズボン→??ズボン?という感じに)

そのわからない単語を即座に調べられるように、辞書を手元に置いておきましょう。

ほとんどの辞書では発音を再生できるものが多いです。

発音を再生して、一緒に音読しましょう。

スマートフォンであれば、内蔵の辞書またはインターネットで検索。ガラケーにも辞書が入っているものが多いと思います。

調べた単語についてその都度ノートが取れれば最高ですが、毎日の中でそこまでやるのは難しいと思うので、その単語の訳を忘れてしまったらまた調べましょう。



ポイント2:ゲームアプリをダウンロードする


日常的にスマホゲーム等をやっている方におすすめなのが、普段のゲームの時間を英語学習の時間に変えてしまう方法です。

最近は無料の英語学習アプリも質の高いものが多いです。
英会話が直接学べるアプリはほとんどないですが、リスニングアプリ、単語/熟語アプリ、スペリングアプリ等、ゲーム形式で楽しく学べるアプリが多いです。

レッスンとレッスンの間の期間に、出来るだけ英語に触れ合う時間を増やしましょう。
語学学習は、「USE IT OR LOOSE IT」です。





「いつか」は一生やってこないので、今始めましょう。以上。



、、、、冗談です。


「いつか英語が話せるようになりたい」と思っている人は多いと思います。

もっといえば、「英語なんて話せなくて良いんだ」と思っている人は(強がっている人以外)そういないでしょう。

それでも、時間はないし、お金もかかるし、仕事が忙しいから集中できないし、、、って思ってしまいますよね。


ですが、一つ覚えておいてほしいのは、

英会話を習っている人は、あなたと同じくらい忙しいしお金もない」

ということです。決して英会話学習者がヒマというわけではないんですね。

当スクールで言えば、子供が3人いる主婦の方(毎日送り迎えや家事で大忙し)や、社会人の方(週に2日しか休みがないので週末は友人と遊びたい)、学生の方(平日は学校と部活で、土日は夜勤のバイト)など、忙しい方ばかりです。

忙しい中で皆さん時間を作り出して、英会話を勉強しています。


「そんなこと言ってもやらなきゃいけないことばっかりで、、、」

というあなた。

そんなあなたにとっておきの情報をお教えします。


時間管理のマトリクス

あなたは「時間管理のマトリクス」って聞いたことありますか?

誰が提唱した理論でどうこう、、、という背景は一切省いて、どういうものかだけ説明します。


時間管理のマトリクスとは、「私達が日々行う全ての行動やタスクは、4つの分野(領域)に分けられる」という理論です。
どのように4つの領域に分けられるかというと、「緊急性」と、「重要性」によって4つの領域に分けられます。

ここで「ん?」と疑問に思った方もいるでしょう。

「緊急性と重要性って何が違うんだ?」と。

私が時間管理のマトリクスを生徒さんにお話したときも、そういう反応でした。

緊急なものとは、締切や時間制限があって、ある期限までに「誰かが」終わらせるべきものです。

重要なものとは、「あなたが」やらないと大変なことになる、文字通り重要なものです。


以下で具体的な行動を引用しながら4つの領域を順に説明します。

・第一領域

この領域には、「緊急」かつ、「重要」な物が入ります。

例えば、「家族が家で大怪我をしたので、救急車を呼ぶ」

これは一刻を争う事態ですよね。

もしくは、「地震で家が揺れているので、テーブルの下に隠れる」

これも、他の人に代わりに隠れてもらうわけにもいきませんし、緊急ですよね。


・第二領域

この領域は飛ばして、最後にお話します。



・第三領域

この領域には「緊急」であるが、「重要」ではない物が入ります。

例えば、「電話が鳴っている」

電話に出ないと、切れてしまうので、これは緊急ですね。

ですが、その電話は重要でしょうか?電話に出るまでは重要な電話か、友人からの要件のない電話か、わかりませんよね。

もしくは、「ドアホンが鳴った」

これも玄関先に誰かが来たということなので、緊急ですね。ですが、セールスや近所の人がおすそ分けに来ただけかもしれません。

もちろん近所の人のおすそ分けは受け取るべきですが、受け取らないと大変なことになるほど重要でしょうか?



・第四領域

この領域は、「緊急」でもなく、「重要」でもない物、つまるところ暇つぶしです。

「テレビを見る」「ゲームをする」「SNSをする」「ゴロゴロする」

これはわかりやすいですね。




・第二領域

この領域には、「重要」ではあるが、「緊急」ではない物が入ります。

やらないと長期的に見て大変なことになるけど、期限が決まっていない物。

つまり、「いつかやろう」「やりたいな〜」「やらなきゃいけないんだけどね〜」と言いがちなものがここに入ります。

例えば、「歯医者で歯を点検してもらう」「人間ドック」「健康な食事」をしないと、文字通り健康が大変なことになりますね。

「十分な睡眠」「十分なリラックスタイムや、趣味の時間」も怠ると、精神が大変なことになりますね。

「家族と出かける」「子供の宿題を見てあげる」「パートナーに愛してると言う」

これらも怠ると、長期的に家族関係が大変なことになるでしょう。


英会話も、この第二領域に入ります。


この第二領域にある行動は、「時間が出来たらやろう」「いつかやろう」と考えているようでは、いつまでもやることが出来ません。なぜなら緊急ではないからです。

今の生活の中で、時間をなんとか捻出して、実行していくしかないのです。



一日は全人類共通24時間

お金持ちの社長さんも、その日暮らしの人も、地球の反対側に住む人も、みんなが平等に持っている資産があります。それは「1日24時間」という時間です。

もちろん英会話を勉強している人も、英語がペラペラな人も、1日は24時間です。

ではどうやって日常生活の中で時間を捻出するか?
それは次回のブログでお教えします。






前回と前々回のブログで、英語を話せるようになるとどう変わるのかについて書きました。

私が英語を教えていることを周りの人に話すと、「英語ね!今の時代大事だよね。」というリアクションをされることが多いです。

しかし、英会話を習得するために実際にお金と時間を費やす人はそこまで多くありません。

2016年の社会生活基本調査によると、25歳以上のわずか8%が英会話学習者だそうです。

「英語は大事」と言われている時代ですが、未だに英語を話せる人は少数派なのですね。





実は英語は「ゼロ」からのスタートではない

話は変わりますが、私の妻(アメリカ人)は大学で日本語を学んでいました。

ひらがなから始まり、カタカナ、そして単語を覚えていき、文法を勉強する。

英語圏の人々からすると日本語は異次元の言語です。文法も大きく異なるし、そもそもアルファベットが違いますから、勉強しないと文字を読むことも出来ません。




日本人からすると、英語はどうでしょうか。




町中の看板や雑誌、ウェブサイトを見ると、英語やアルファベットがいたるところに見られませんか?

“Coffee”や”Stop”や”Push”などなど、、、、

それに、カタカナで書き表す言葉、外来語の中にはテーブル、チェア、シャワー等英語の単語が多いです。

机に向かって、単語帳と向き合って単語の勉強をしなくても、「すでに知っている単語はかなり多い」ということですね。



実際日本語の中にカタカナ語って何語あるのか?

気になったので調べてみました。

『新選国語辞典』の中に外来語は6,415語収録されているらしく、

もちろんその全てが英語が語源ではないですが、

日常会話に必要な語数が1500語とされていますので、

日本語の中のカタカナ語の数は相当なものですね。



そして、殆どの日本人が、学校で英語を習います。(授業を聞いていたかは別として)

アルファベットから始まり、単語、簡単な文法、リスニング。



義務教育を終了した大人で、アルファベットが言えない、書けないという人は

そう多くないのではないでしょうか。

学校の授業やテレビで英語を耳にする機会が多いので、「英語を1度も耳にしたことがない」という人もほとんどいないと思います。




おわかりいただけましたか?

日本語を勉強するアメリカ人、韓国語を勉強する日本人等に比べて、

英語を勉強する日本人は「ゼロからのスタート」ではなく、すでに知識がある程度ある状態からのスタートということです。

今回は、私が英語を話せるようになったことにより起きた変化を書きます。

20代はじめの頃、私は将来にとても不安を感じていました。

「得意なことなんてなにもない。何も出来ない。」「周りの人が簡単にできることも出来ない。」と悶々と悩んでいました。

ずっと悩んでいても何も始まらないので、「英語を話せるようになれば仕事の選択肢も増えるかもしれない」と、学生時代に得意教科だった英語を勉強し始めました。

「俺には英語しか無いんだ!」と。

(どのように勉強をしたのかはまた別の機会に書きます)

 

英語を話せるようになって、何が変わった?

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・ 念願の一人海外旅行に行けた

英語の勉強を始めてすぐ、アイルランドに1ヶ月一人旅に行きました。

おしゃれなヨーロッパのカフェのテラスでコーヒーを飲みながらストリートミュージシャンの奏でるアイリッシュミュージック楽しんだり、ホステルで相部屋になった新しい友だちと会話を楽しんだり….

アイルランドの街角にて

 

・ 今まで会ったことのないような人達と会うことが出来た。

日本語しか話せなかった頃は全く出会う機会のなかった、違う人種や宗教の人、ベジタリアン、ビーガン、同性愛者と一緒に時間を共にする経験は、私の中の「人はこうあるべき」「これは普通でこれは変」という感覚を大きく変えてくれました。

 

・ 自分に自信がついた

「英語話せるんだ、すごいね!」や困ってる外国人(と英語が話せなくて困っている日本人)を助けたときの「ありがとう」 は、私の中で大きな自信になりました。

 

一人でも多くの人の可能性を広げ、自信をつけるお手伝いがしたいので、私は英語を教えています。