「いつか」は一生やってこないので、今始めましょう。以上。
、、、、冗談です。
「いつか英語が話せるようになりたい」と思っている人は多いと思います。
もっといえば、「英語なんて話せなくて良いんだ」と思っている人は(強がっている人以外)そういないでしょう。
それでも、時間はないし、お金もかかるし、仕事が忙しいから集中できないし、、、って思ってしまいますよね。
ですが、一つ覚えておいてほしいのは、
「英会話を習っている人は、あなたと同じくらい忙しいしお金もない」
ということです。決して英会話学習者がヒマというわけではないんですね。
当スクールで言えば、子供が3人いる主婦の方(毎日送り迎えや家事で大忙し)や、社会人の方(週に2日しか休みがないので週末は友人と遊びたい)、学生の方(平日は学校と部活で、土日は夜勤のバイト)など、忙しい方ばかりです。
忙しい中で皆さん時間を作り出して、英会話を勉強しています。
「そんなこと言ってもやらなきゃいけないことばっかりで、、、」
というあなた。
そんなあなたにとっておきの情報をお教えします。
時間管理のマトリクス
あなたは「時間管理のマトリクス」って聞いたことありますか?
誰が提唱した理論でどうこう、、、という背景は一切省いて、どういうものかだけ説明します。
時間管理のマトリクスとは、「私達が日々行う全ての行動やタスクは、4つの分野(領域)に分けられる」という理論です。
どのように4つの領域に分けられるかというと、「緊急性」と、「重要性」によって4つの領域に分けられます。
ここで「ん?」と疑問に思った方もいるでしょう。
「緊急性と重要性って何が違うんだ?」と。
私が時間管理のマトリクスを生徒さんにお話したときも、そういう反応でした。
緊急なものとは、締切や時間制限があって、ある期限までに「誰かが」終わらせるべきものです。
重要なものとは、「あなたが」やらないと大変なことになる、文字通り重要なものです。
以下で具体的な行動を引用しながら4つの領域を順に説明します。
・第一領域
この領域には、「緊急」かつ、「重要」な物が入ります。
例えば、「家族が家で大怪我をしたので、救急車を呼ぶ」
これは一刻を争う事態ですよね。
もしくは、「地震で家が揺れているので、テーブルの下に隠れる」
これも、他の人に代わりに隠れてもらうわけにもいきませんし、緊急ですよね。
・第二領域
この領域は飛ばして、最後にお話します。
・第三領域
この領域には「緊急」であるが、「重要」ではない物が入ります。
例えば、「電話が鳴っている」
電話に出ないと、切れてしまうので、これは緊急ですね。
ですが、その電話は重要でしょうか?電話に出るまでは重要な電話か、友人からの要件のない電話か、わかりませんよね。
もしくは、「ドアホンが鳴った」
これも玄関先に誰かが来たということなので、緊急ですね。ですが、セールスや近所の人がおすそ分けに来ただけかもしれません。
もちろん近所の人のおすそ分けは受け取るべきですが、受け取らないと大変なことになるほど重要でしょうか?
・第四領域
この領域は、「緊急」でもなく、「重要」でもない物、つまるところ暇つぶしです。
「テレビを見る」「ゲームをする」「SNSをする」「ゴロゴロする」
これはわかりやすいですね。
・第二領域
この領域には、「重要」ではあるが、「緊急」ではない物が入ります。
やらないと長期的に見て大変なことになるけど、期限が決まっていない物。
つまり、「いつかやろう」「やりたいな〜」「やらなきゃいけないんだけどね〜」と言いがちなものがここに入ります。
例えば、「歯医者で歯を点検してもらう」「人間ドック」「健康な食事」をしないと、文字通り健康が大変なことになりますね。
「十分な睡眠」「十分なリラックスタイムや、趣味の時間」も怠ると、精神が大変なことになりますね。
「家族と出かける」「子供の宿題を見てあげる」「パートナーに愛してると言う」
これらも怠ると、長期的に家族関係が大変なことになるでしょう。
英会話も、この第二領域に入ります。
この第二領域にある行動は、「時間が出来たらやろう」「いつかやろう」と考えているようでは、いつまでもやることが出来ません。なぜなら緊急ではないからです。
今の生活の中で、時間をなんとか捻出して、実行していくしかないのです。
一日は全人類共通24時間
お金持ちの社長さんも、その日暮らしの人も、地球の反対側に住む人も、みんなが平等に持っている資産があります。それは「1日24時間」という時間です。
もちろん英会話を勉強している人も、英語がペラペラな人も、1日は24時間です。
ではどうやって日常生活の中で時間を捻出するか?
それは次回のブログでお教えします。